減速機構を使用せず駆動(ダイレクトドライブ)させることを前提としてるため、一般的なサーボモータと比較して低速・高トルクを特徴としています。
また、搭載しているセンサは高精度位置決めに特化し、高負荷軸受けを標準採用することで軸負荷をダイレクトに受けることが可能です。
一般的にギアレス構造にすることで得られる効果(メリット)を下記に記載いたします。
特長
1.静音化
ギヤの摺動音が無い為、静音化につながります。
2.高精度化
バックラッシによる機械的誤差がないため、高精度位置決めが可能です。
3.省スペース化(小型軽量化)
ギヤがない分、アクチュエータ周辺に生まれやすいデッドスペースが削減できます。
また、完全中空が可能ですので内径の有効活用によりユニットや装置の小型化に貢献します。
4.加速性向上
ギヤを使用しないことで機械ロスがなく、高トルクなモータですので加速・減速に向いています。
5.バックドライバビリティ
マスタースレーブ制御の触覚フィードバックをする際に有利になる特性です。